介護施設体験ドットコム

体験紹介ページやtwitterでは伝えきれない詳細情報をこちらに掲載していきます!

ゴールデン鶴亀ホームは利用者に向き合える職員間の関係性がある /ゴールデン鶴亀ホーム籏野施設長インタビュー

ゴールデン鶴亀ホーム施設長の籏野施設長をインタビューしました

 

・(編集部) 本日は宜しくお願い致します!
・(籏野) 宜しくお願い致します。

f:id:kaigo-taiken:20190830165922j:plain

施設内の写真コーナーで熱弁する籏野施設長

今の地域には30年在住。だからこそ地域への想いと使命感がある

・(編集部) 早速ですが、まずは、介護の業界に入ったきっかけを教えて頂けますか?
・(籏野) 30年間、一般企業に勤めていましたが、その企業の社長が社会福祉法人を作ることになりました。2014年3月末に30年勤めた会社を辞めましたが、理事長からの要請を受けて、翌月の4月14日に社会福祉法人の「事務長兼副施設長」として入職しました。元々勤めていた企業と全く同じ場所を立て直して、今のゴールデン鶴亀ホームが出来たので、同じ場所に勤めることになりました(笑)
 
・(編集部) そうなんですね(笑)そうするとこのゴールデン鶴亀ホームがある地域には相当長く関わっているのですね!
・(籏野) そうなんです。会社員時代から考えると30年になります。福島出身で上京時にここに住んだので、第二の故郷みたいなものです。
 
・(編集部) そうですね!施設長にはどういった経緯でなったのでしょうか?
・(籏野) 事務長兼副施設長で入ったのち、元々の施設長が定年退職を迎えたので、入職後2.5年後に施設長になりました。現在は4年目になります。
 
・(編集部) ありがとうございます。それでは現場を経験されずに、事務方から施設長になったということですね。その点から大変なことはありましたか?
・(籏野) はい。まず大前提として、24時間365日稼働なのでシフトに穴を空けられないという責任を一番最初に感じました。そこに使命感も感じています。また「何があるか分からない」「想定外のことはいつも起こる」ということも今では思う様になりました。現場はそれぞれが皆さん専門性を持っているのでそこを尊重しつつ、そういった方々が活躍できる環境づくりと共に、自身は地域に対して顔を売っていきながら地域との関係づくりをしていくという役割があると認識してやってきました。
 

利用者の喜びを肌で感じられることがこの仕事の魅力。それを感じられる環境を作りたい。

・(編集部) ありがとうございます。そうすると基本的な地域への思いがあった上で、責任感や使命感を持ちながらやってこられたということですね。日々重責を感じていたと思いますが、それらを超えられたのはなぜでしょうか?
・(籏野) シンプルですが、利用者からの感謝の言葉は大きかったです。家族の方からの「自分たちで介護していればここまで長生きしなかった。ゴールデン鶴亀ホームのおかげで長生きして、幸せだったと思う」と言われたことがあります。こういったお客様に喜んでもらえたというコメントがあると、とても嬉しいです。また相談員が、利用者の方が病院で亡くなった後で、ご家族の方の同じ様な感謝のコメントを職員に共有してくれることがあります。全ては利用者の方が喜ぶということに、この仕事の喜びがあるし、それを職員とも基本的な考えとして共有していきたいです。
 
・(編集部) ありがとうございます。素晴らしいですね!利用者のため、ということ以外で、施設運営で大事にしていることはありますでしょうか?
・(籏野)「健全な経営」です。経営できないと生き残れないと思っています。その上で地域から選んでもらえる施設になりたいと考えています。いま地域包括支援センターを併設していますが、大変重要視しています。
 
・(編集部) ありがとうございます。確かに多くの施設がオープンしていますね。職員にとって、施設運営をどうしていきたいというのはありますか?
・(籏野) 当然、地域が望むことだけではなく、職員が満足しないとダメだと考えています。職員が満足するからこそ、利用者や地域を満足させることが出来ると考えています。ただ基本的にはこの仕事の喜びである「利用者の喜ぶ顔や声」を感じることが出来るか、が大事だと思うので、そのためにも利用者と地域への貢献を大事にしたいと考えています。結果として、その喜ぶ顔を見て、職員も喜べる、と思います。
 
・(編集部) 素晴らしいです!それが「人が好きなあなたが好き」という理念にも繋がるのですね!
・(籏野) その通りです!ゴールデン鶴亀ホームはまもなく20周年を迎えます。いま施設としてはより地域におけるあり方をさらに考えていきたいと思っているので、理念も来年に向けてバージョンアップしていきます。
 

ゴールデン鶴亀ホームは利用者に向き合える職員間の関係性がある。課題もあるが、それを一緒に超えていきたい。

・(編集部) 色々動き出すのですね!ゴールデン鶴亀ホームはどういった点で職員の方にとって魅力だと考えていますか?
・(籏野) この施設は地域に対して開かれています。そして今の職員はとても素直な方が多くて意見しやすい環境が整っています。そういったオープンでフラットな風土が施設の魅力です。これから中堅職員の層を育てていくという課題はありますが、安心出来る環境で、利用者の方に向き合うことが出来ると考えています。
 
・(編集部) 素晴らしいですね!「夜勤手当の充実」や「夜勤なし正職員」といった制度も、その安心できる環境に通じるのですね。
・(籏野) そのとおりです。こういった環境は中々伝わりづらいと思います。ですので、施設体験を通じて、この雰囲気を体感いただきたいです。そして、単にゴールデン鶴亀ホームに就職するかどうか、ではなく、この業界を一緒に良くしていくために意見交換をしたいと思っています!
・(編集部) ありがとうございました。
 
 
□編集部後記
少しでも籏野施設長の熱い想いを感じて欲しいと思ってインタビューをしましたが、理念に通じる一貫した想いを聞けました!少しでもこの魅力を感じていただければと思います。またインタビュー終盤で施設の課題もお話頂いています。籏野施設長の話に何か感じていただいた実力者の方に、ぜひ体験にご参加いただければと思います。今後、ゴールデン鶴亀ホームは地域における役割を高めていく中で、介護職およびそれ以外のキャリア形成の機会がありそうです!